伊能忠敬測量隊はどのように高尾山薬王院を測量したのか

1811年6月25日(新暦)、第7次伊能忠敬測量隊によって、九州測量の帰路に甲州街道から高尾山薬王院の測量が行われました。この薬王院から甲州街道まで測量ルートはには多くの謎が秘められています。これらの謎を解明するため、大日本沿海輿地全図(伊能大図90)、伊能忠敬測量日記及び最新の地理院地図から分析し、当時の測量を再現し、検証しました。